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Do As Infinityにとって2ndアルバム発表後初のシングル『遠くまで』。アルバム『NEW WORLD』で一気にメジャーになった彼らの、今後を知る上でも重要な曲と言えるだろう。そして、気になるPVはなんと“戦争モノ”(そのいきさつは『遠くまで』制作ノート参照)。
脚本に1ヶ月、ロケ準備1ヶ月、撮影2日、述べスタッフ&キャスト180人体制で臨んだ“史上最強のプロモーションビデオ”。avexnet取材班も、この2日間に渡るハードな撮影に密着した。 |
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1日目:VANちゃんが家族と別れ、戦場へ旅立つ
3月とはいえ、まだまだ冬の匂いが残る寒い日のさらに凍えるような朝。午前6時、撮影部隊は青山のavex本社前に集合、次々にバスに乗り込み、ロケ地へと出発した。今日のロケ現場は、もれなく広い庭付きの大きな家が立ち並ぶ、とても日本国内とは思えないような場所だ。キャストも、アメリカのホームドラマに出てきそうな人々。長身のお父さん、美人のお母さん、人懐っこそうな弟。もちろんやりとりもほとんど英語で行われ、それがますます自分が今いる国を忘れさせる。
撮影開始の前にまず小道具にチェックが入った。VANちゃんが持つリュックが新品で不自然だったため、スタッフが車でひきずってボロボロ(!)に。VANちゃんはロケバスを降りると、なぜかダッシュで登場。戦場に赴くため、見事にプレスのきいたエポレット付きの白いシャツに紺のスラックスという制服姿。監督、キャストと挨拶を交わし、監督じきじきのシーン説明を受け終えると、ついにカメラが回された。かけ声もいつもと一味違う。"ready,...action!"。
家族にしばしの別れを告げるシーン。
父と握手、母と抱擁、そして弟と言葉交わし、戦場へと旅立つVANちゃん。ロケ地は、実際に人が住んでいる街のため、近所の人々が集まってきて興味深そうに撮影を見ている。「ハイ本番です。お願いします。」とスタッフが言うと、VANちゃんやマネージャーが「マスッ!!」を連呼して応える。合間に家の前で家族の写真撮影。この写真は別のシーンで使われることになる。
待ち時間には撮影を見に来た人たちと話したり、一緒に写真を撮ったりと大忙し。こうした気取らないところもVANちゃんの魅力のひとつだ。
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そして、いよいよ家族と別れ、歩き出すVANちゃんの前を、レフ板を持ったスタッフが同じスピードで後ろ歩きで先行する。長い長い坂道をVANちゃんが歩き、カメラを積んだワゴン車が同じスピードで併走しての撮影。1テイク終わるごとに何故か走ってスタート地点に戻るVANちゃん。撮影車もあわててバックで戻ってくる。この頃にはもう日が陰りはじめ、気温もどんどん下がってきている。スタッフ達はフードを被り、寒さに備えている。今度はVANちゃんが坂を登ってくるシーン。かなり急な坂なので、VANちゃんの頭が地面から徐々に見えてくる。「OK!!」の声がかかると「途中でカイロ落としちゃった」と笑っていた。続いて坂の上で自分の家に敬礼するシーン。「眉毛につくぐらいの位置で、指をそろえて」など、アドバイスをもらいながら何度も撮る。強風のため、前髪がひたいに貼り付いてしまい、ヘアメイクさんも苦労しているようだ。この後、何シーンか撮影し、1日目の撮影は終了。VANちゃんの「お疲れ様でしたぁぁ!!」の声を合図に、自然とわき起こる拍手。今日の後半は、どちらかというと寒さとの戦いだった。
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2日目:真昼の戦場
早朝というよりもまだ夜中の午前3時45分、スタッフは1日目と同じくavex本社前に集合。今日はかなり大人数での撮影のため、普段のロケバスの他に、エキストラ用のバスが準備された。現場は群馬県の山奥で、廃虚のような場所。カーキ色のテント、崩れかけたブロック塀、たたずむジープと、すっかり最前線らしくなっている。実は何日も前から雪の中でスタッフが準備してきたものだ。VANちゃんとRYOくんが現地に到着すると、まずはスタッフ、エキストラへの紹介。と、突然10台ほどの取材カメラに取り囲まれる2人。RYOくんは「ワイドショーみたいだね」と驚いている様子。RYOくんのPV出演は『We are.』以来ということで、彼自身かなり張り切っている。2人とも監督から最初のシーンの説明を受け、そして2日目の撮影開始。
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落ちているペンダントを拾い上げるシーン。カメラが追うのは手元。まずはVANちゃんが手をメイクで汚してスタート。「あ、みーっけ」と軽口を叩きながら取るVANちゃん。「次、RYOさんお願いします」と声がかかり、RYOくんの銀幕デビュウ。わざと手を震わせて「緊張してるけど、頑張ります」と楽しそうに臨んでいる。RYOくんがNGを出すとVANちゃんは爆笑。撮影や取材を数多くこなしてきたVANちゃんには、RYOくんの動きがいちいち可笑しく見えるようだ。合間にはRYOくんは各カメラにサービスをして回っている。
複雑な思いを胸に戦場へ向かうシーン。VANちゃんが他の隊員とともにトラックに乗り込む。エキストラがトラックを揺すり、車が走っている感じを出す。ふと気がつくとRYOくんも一緒になって揺らしている。「この中でVANちゃんは真剣な顔をしております」と中の様子を実況。いよいよRYOくんもトラックに乗り込む。あまりの揺れにみんなつい笑ってしまうため、スタッフから「笑わないで下さーい」と指導が入る。そのうちにトラックを揺らすエキストラも体力に限界が来はじめたため、「頑張って揺らして下さーい」との檄が飛ぶ。
ここで昼の休憩。スクーターに2人乗りでインタビューに答えるVANちゃんとRYOくん。
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